日々のつまらぬこと

中身のないブログ。どうでもいいことから本や映画の感想とか。

卒業証書は自分で書く

今週のお題「卒業」

自分は二十代半ばの社会人である。
とっくに大学は卒業しているわけで、将来また大学に入り直したりしなければ、今後人生において「卒業」する機会はない。
だけど卒業したいことがある。

それは、会社。

卒業じゃなくて退職じゃね?って思われるかもしれないけど、卒業って言った方が聞こえは華々しくて綺麗に終われる感じあるじゃん?
私は今の会社を“卒業”したいのです。

軍隊訓練(というと軍隊の方に失礼だと思うけど。)のような社員研修から始まり、鬼の残業、入社2年で転勤がはや2回。さらに最近は残業しないと評価はないと宣告された。
ぶっちゃけ会社に対して全く思い入れもないし、弊社の発展のために身を粉にして働き続けたいとも微塵も思わない。
じゃあなぜさっさと辞めないのか。

理由は単純。

給料が良いから。

お金は人を狂わせるというけれど、まさにそれ。
どんなに辛くて会社に対して憎悪を抱いていても、ボーナスが入ると
「くぅ〜⤴︎これこれ〜〜♪♪」
となってしまう。

最近流行りのドラッグで逮捕された人がいるけど、たぶんあの人も世間に対して後ろめたさがあってもドラッグがその気持ちを消してくれてたんだろうな。

そんなわけで会社から“合法ドラッグ”を支給されている我々は、辛くてもそこから抜け出せないスパイラルに陥っているわけであります。

ブラック企業で働く方々の中には「残業多くても給料良いなら文句言うな甘ったれ!」と思われる方もいるかもしれない。だけど残業多くて安給ならもう辞める以外なくない??
自分みたいな、残業多くて辛いけど給料めっちや良いって究極の飴と鞭だしなかなか辞めどきが見つからないんだよね。

今すぐ卒業証書(辞表)をしたためて上司の顔に叩きつけてやろうと思ったこともあるけれど、

「いや待て、次のボーナスまで我慢して、それから辞めよう…」

というのを繰り返してしまっている。
なんとか踏ん切りをつけたいところだ。
この間テレビで、ただの主婦から年商7億円になった女社長の特集を見たが、マジでそれになりたい。

いったいいつになればこの生活から“卒業”できるだろうか……。