故人を思い出すとあの世で故人の周りに花が咲く
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
お題がおじいちゃん・おばあちゃんでいきなり死について書くなよって感じですよね。
おばあちゃんは高齢だけど元気です。
おじいちゃんは7年くらい前に他界しました。
私が大学1年生の頃でした。
初めて身近な人の死に触れたので今でも鮮明に覚えてる。
冷え冷えの身体になってしまって、でも棺の中に入ったおじいちゃんの顔がものすごく穏やかな表情になっていたのが印象的だった。
おばあちゃんは、おじいちゃんの心臓が止まる瞬間、ベッドのそばでウトウトしていたそうで。
おばあちゃんが夢現の中にいたときに、おじいちゃんの「おい!!」という怒鳴り声でハッと目が覚め
その時にもう心臓が止まりかけて急いでお医者さんを呼んだそうです。
もちろん、おじいちゃんが実際に怒鳴ったわけでもなく、ウトウトしていたおばあちゃんを最後に呼んだんだろうな。
それから親戚の人も、ちょうどおじいちゃんが亡くなった時間に携帯の緊急アラームが突然鳴ったそうで。
もちろん、その時は地震や台風などの災害があったわけでもなく、そのアラーム音だけが鳴ったらしい。
これは父方の祖父の話だけど、母方の祖父の死の際も、身内がちょっと不思議な体験をした。
離れた土地に暮らす妹が、母方の祖父が亡くなった深夜、寝ていたにもかかわらず急に無性にお腹が空いて、部屋にある食べ物を無心で食べたそう。
妹はその翌日に祖父が亡くなったことを知らされるので、その夜は何も事情を知らなかった。
さらに、妹はかなり食事にこだわりがあって、ものすごく少食で、夕食後にお菓子などを食べることは人生で一度もなかった。
それなのにその夜、急に我慢できないくらいお腹が空いてその辺にあるものを食べたのは、
母曰く、身体を悪くしてから老人ホームにずっと入ってて、なかなか好きなものも食べることができなかったから
最後に何か食べたくて妹の身体を借りたのかな、ということを言っていた。
私はそういったスピリチュアルな体験をしたことがないけど、そういった現象は現実に起こりうると思っている。
父方と母方の祖父を亡くしたけれど、2人とも向こうの世界で穏やかにいてくれればと思う。
何かで聞いた話によると、故人を思い出すたびに、あの世にいる故人の周りで花が咲くらしい。
私はよく、ふと思い出すことがあるので2人の周りには花だらけだろうな。
もちろん、思い出してるのは私だけではないだろうから、お花がてんこ盛りかもしれない。
そのお花たちがいつまでも綺麗に咲いていてくれたらな。
そんなことを思う敬老の日でした。